趣味で計算流砂水理

Computational Sediment Hydraulics for Fun

衛星画像planetで遊んでみる:天竜川河口付近

前回の記事(jupyter上で衛星画像ALOS/AVNIR2をバンド演算とか図化してみる - 趣味で計算流砂水理 )で取り扱った天竜川河口付近についてplanetで変化を見てみました。

過去記事(衛生画像planetで複列砂州の変化をレンダリングしてみた - 趣味で計算流砂水理 )の同じ複列砂州河道(釜無川)と比べると全然変化が無いですね。

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ちょっとマニアックな話を

上記の「変化がない」という意味は砂州の平面形状が変わらないだけで河床の土砂が動かないというわけではないです。 河床表層の土砂は出水中は動いており、平衡状態を形成しています。この平衡状態からずれる分が河道の平面形状を変化させています。 一般に平面形状の変化速度は一部の急流河川や局所を除くと非常にゆっくりであり、10年間隔くらいで川を見ないとよくわからないです。 ちなみに、出水中でも河床表層の土砂が動かなくなると草本類が繁茂し、さらに冠水頻度が下がると木本類が侵入して陸地化します。

参考として、地理院地図から1988-1990年(左)、1974-1978年(右)をみると大きく変化しているのがわかると思います。


これまでのplanetの関連記事です。

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