趣味で計算流砂水理

趣味で計算流砂水理 Computational Sediment Hydraulics for Fun Learning

数値計算とか河川工学とかプログラミングのことを書いています

MENU

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

備忘録:MinGWのmakeはmingw32-make

R

MinGWのmakeはmingw32-make MinGWのmakeコマンドについて - (仮) 最近fortranを書く機会が減りましたが、年に数回書く際にmakeコマンドを忘れてしまいます。 windowsはやっぱり特殊ですね。個人的にはWSLを標準にして欲しいのですがなかなか完全には浸透し…

備忘録:開水路において水深平均化された対数則

R

なんとなく気分転換に。この手の話って最近の本だとさらっとしか書いてないですよね。 開水路において水深平均化された対数則の導出 manning-stricklerによる近似形 対数則について思うこと 参考:対数則の導出 参考:対数則の数値計算上のテクニック 参考文…

L-BFGS法(記憶制限BFGS法)の実装

R

The English version is available here はじめに L-BFGS法の導出 L-BFGS法の実装 計算例 scipy.optimize.fmin_l_bfgs_bとの比較 メモ 最急降下法との比較 考察とまとめ Github はじめに 非線形問題の最適化に最もよく使用されるL-BFGS法(記憶制限BFGS法、BF…

河川流一次元計算における河川横断面形状の簡略化について

R

モチベーション 横断面平均一次元河川流計算で実河川を対象とする場合、地形条件は河川横断測量データを使用することが一般的である。 このデータより、水位に対する河積、川幅、潤辺等を計算するが計算負荷が大きく、特に長期計算を行う場合には計算速度に…

pythonの関数で複数の戻り値を設けた場合の型による速度比較

R

勉強会で話が出たので整理しました。 速度比較 numba.jit最適化環境での速度比較 まとめ 速度比較 複数の戻り値をタプルとディクショナリで戻す場合の速度を比較してみました。 一応私のPCのスペックです。 ノートPCのスペック : VAIO Pro PG - 趣味で計算流…