趣味で計算流砂水理 Computational Sediment Hydraulics for Fun Learning

数値計算とか河川工学とかプログラミングのことを書いています

MENU

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

河床粒子の抗力係数と揚力係数の比について:0.85って

R

新しいモデルを作る中で、河床粒子の抗力係数と揚力係数の比がふと気になったので調べてみました。 河床変動計算で揚力係数CL/抗力係数CDを使う場合、0.85を使うことが多いです。 これは、 池田先生の移動床河川の蛮曲部における二次流と動的横断平衡河床に…

ArcGISの傾斜角、傾斜方向の計算方法

R

全然大した話じゃないですが、ArcGISの傾斜角、傾斜方向の計算方法について確認してみました。以下のページに書いてました。 傾斜角 (Slope) の仕組み—ヘルプ | ArcGIS for Desktop 傾斜方向の仕組み—ヘルプ | ArcGIS for Desktop 傾斜角、傾斜方向は普通に…

砂防学会誌:新砂防の過去の有名な講座のリンク

R

流砂関連は書籍もあまり無いためなかなか勉強しづらいのですが、砂防学会誌内にまとめられた代表的な講座のリンクを備忘録的に貼っておきます。 伝説的な講座なので、これを理解できればかなりのレベルです。 講座「河床変動の数値計算法」(1997-1998) これ…

砂州の安定解析についてのメモ

R

黒木・岸の研究(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscej1969/1984/342/1984_342_87/_article/-char/ja/)による砂州の安定解析を分かりやすく説明して欲しいという無茶ぶりされたので無理ですと答えたのですがそうもいかずに。。。 導入部分だけ自分の…

論文紹介:河川流の三次元解析

R

https://www.jsnds.org/ssk/ssk_28_4_325.pdf 流体屋さんが河川の解析をやるとこうなるという感じが面白いです。勉強になります。 杉山先生の論文はよく読むんですが河川流を機械流体と同じ視点で見ているところが好きです。 面白いのはξ、η、ζ座標系でζ軸を…

多列砂州河道の再現計算(失敗例)⇒ ちょっとだけ分析

R

先日の記事 computational-sediment-hyd.hatenablog.jp をちょっとだけ分析として、局所勾配を計算してみました。 計算方法は、 傾斜角 (Slope) の仕組み—ヘルプ | ArcGIS for Desktop を使いました。 局所勾配はこんな感じです。 内部摩擦角約40度を超える…

geoviewsの背景をgeotiffにする方法

R

これは結構質問がくるので書いておきます。 geoviewsでは背景画像にWMTSを使うことがよくありますが、 (例えば、 computational-sediment-hyd.hatenablog.jp ) 紙ベースにするとき(←止めればいいのに)にpng exportするとWMTSが表示されません。 そんなと…

Deep Fluidsが気になる

R

blog.negativemind.com 気になるなあ。 プロジェクトページに論文もありました。 http://www.byungsoo.me/project/deep-fluids/paper.pdf 論文とオープンソースのコラボは最強だな。憧れますね。