趣味で計算流砂水理

趣味で計算流砂水理 Computational Sediment Hydraulics for Fun Learning

数値計算とか河川工学とかプログラミングのことを書いています

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2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

高水敷にデューンが...

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ふと川のライブカメラをみていると高水敷にデューンが見えました. 先日の台風19号によってできたものですが,多分低水路から乗り上げた土砂によるものと思われます. ということは,乗り上げた粒径が相当荒いのと高水敷上でも相当な掃流力が働いたこと想定…

多分どこよりも速い:千曲川破堤氾濫地区の再現計算(第2報)

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computational-sediment-hyd.hatenablog.jp 前回の続きです。 アニメーション 破堤後0~20時間のアニメーションです。 地理院の結果との比較 20時間の比較です。いい感じです。 詳細な水深分布はこちらから https://computational-sediment-hyd.github.io/Ch…

多分どこよりも速い:千曲川破堤氾濫地区の再現計算(速報)

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千曲川の破堤による氾濫地区について,速報として再現計算をしてみました。 計算条件は得られる情報で以下のとおりにしました。 地形条件は国土地理院の5mメッシュ 氾濫条件は,破堤幅70m,越流水深1mで,本間の越流公式(完全越流)で計算すると,約100m3/s…

衛星画像処理用スクリプト:備忘録

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最近衛星画像の処理をする機会が増えましたが,データ容量が大きいため,GISソフトウェアなんか使っていたらいつまでも終わらないので,GDALやpythonで処理をします。 結構煩雑なので備忘録的にまとめておきます。 ちなみにフリーで手に入るものは, ALOS AV…

デカルト座標系による実河川の平面二次元計算

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実河川の平面二次元は一般座標系又は直交曲線座標系で解くことが一般的ですが,格子生成が面倒です。 そこで,デカルト座標系で計算してみました。 計算条件 境界に合うようにメッシュを回転させました。 メッシュサイズは2.5x2.5m。メッシュ数は10万程度 標…