移流項を小さくするということは、相対的に圧力項を修正しているということなんだと思います。 移流項を2次精度くらいにすれば、もしかしたら、かなり整合取れるような気がしてきました。 (まあ、こだわってもしかたないですけど。。。)
このスキームのミソは
- レギュラー格子であること。
- 連続式と運動方程式を素直に離散化していること。
- 圧力項の考え方に工夫を入れていること。
- 常射流混在流れを解けること。
- LPIを援用して、安定性を確保していること。
であり、これらを踏まえて、現在の準2次元の枠組みで不定流の計算ができるといったところでしょうか? 特に1番目と2番目は重要だと思います。
非常に面白いですね。
VOFはドナーアクセプターではまってます。 いろいろ調べたらCADMASに行き着きました・・・。 静止条件でも流速の残差からVOF関数が微妙に変化するので、 結構大変です。
CADMASはSMAC法を使っているようです。 SOLAよりは精度が高いみたいです。 (あらためて川崎先生のすごさが・・・)