論文等を確認頂き有り難うございます。
そこで、1D upwind flux schemeに反映させてみました。dropboxに置いておきます。
反映する際に以下の点に留意しました。
- 通常のLPIではなく、MIKE11のマニュアル(pp.185 式(1.244))を参考に変形した形を採用した。激重ですが、リンクを張ります。http://euroaquae.tu-cottbus.de/hydroweb/Platform/Notes/Mike11_Reference.pdf
- 係数はa=1.0,b=0.5とした。
計算結果から理解できることは、以下のとおり。
- 跳水位置の精度はかなり向上する。
- ただし、unsteady flow よりはquasi steady用(この辺が不等流計算でも適用できる理由?)
- 精度が上がる理由は以下と思います。
- 通常の1D upwind flux schemeより相当不安定になる。
一般断面、厳しい流況下での定常解が必要な場合に有効かもしれないですね。
個人的には、通常の1D upwind flux schemeは相当有効だなと思っているので、テスト計算のような特殊なケース以外では不要かもしれないですね。