- ご存知かもしれませんが,芦田・藤田の式による河床変動計算の論文を検索していた時に以下を見つけました.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/prohe1990/52/0/52_0_613/_article/-char/ja/
- 細田先生らしくない論文で内容は全然駄目なのですが,何とか簡易的に実河川に芦田・藤田の式を適用しようとしているところは興味深いです.何とか実務で使おうとしてを二次式で近似しているところです.
- いつも言ってる話ですが,このような場だと大礫の密具合にもよりますが,河床の位置や空隙率のほうもしっかり議論しないと駄目ですね.このような交換層(?もはや定義が...)が相対的に大きい場だと,少なくとも平野モデルのような簡易的な取り扱いじゃ絶対に無理です.
- また,置き土のような細粒化の計算だと適用性に疑問が残ります.っていうかこれじゃ駄目です.
- 河床変動解析については,今年の基礎水理シンポジウムで新たな一歩を踏み出すためのきっかけが聞けるといいなと思ってます.
- 平野モデルで思い出しましたが,面白い論文を見つけました.ページ中段のDownload full-textからPDFを落とせます.
- 何をやってるかと言うと,流れの式と流砂量式と平野の交換層の式を合わせてシステム系で解いてます.著者らはSaint-Venant-Hirano modelと言ってます.論文が難解で読み解けてません.