学会あるあるですが、PDFのフォント埋め込みエラーの対策です。 TeXで作成したPDFはAcrobatを使ってエラーを修正することが最も簡単な方法だと思います。
Acrobat Proを使ってエラー箇所を確認
ツールの「印刷工程」→「プリフライト」→「PDF解析」→「潜在的なフォントの問題を一覧表示」でエラーを箇所を確認できます。
参考サイト:PDFの埋め込まれていないフォントのエラー - しゃけのブログ
エラーを解消1:Acrobat Proを使ってPDF/X、A、Eへの変換
PDF/X、A、Eの規格にあったPDFを作成することでエラーがほぼ無くなります。
上記の「印刷工程」からも変換できますし、「ファイル」→「その他の形式で保存」での変換もできます。
参考サイト:PDFにはいろいろな規格があるって知ってました? | ブログ - Morisawa DTP Lab | 株式会社モリサワ
エラーを解消2:Acrobat Proを使って非表示されたコンテンツを検索して削除
上の方法で解消できなかった場合は以下の方法を考えられます。
「ツール/墨消し」→「非表示情報を検索して削除」で不要なデータを検索して削除します。「メタデータ」は残していいと思います。「重なり合うオブジェクト」も残したほうが良い場合が多いです。
参考サイト:Adobe Acrobat DC での PDF 内の機密情報の削除
エラーが発生しやすい箇所
ツール「PDFを編集」の「ページをトリミング」を使うと、削除箇所の情報が残ってままになり、エラーを引き起こすケースが多いです。
参考:window10でのmatplotlibのDejavuフォントの対応
window10はDejavuフォントがないのでインストールが必要です。 DejaVu fonts download | SourceForge.netよりdejavu-fonts-ttf-2.37.zipをダウンロードして、必要なtffファイルをインストールします。