趣味で計算流砂水理

趣味で計算流砂水理 Computational Sediment Hydraulics for Fun Learning

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球磨川流域の雨量について

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湯前町の雨量がすごいということだったので、湯前横谷(気象庁の地上雨量観測)のデータをみてみました。 累加雨量が500mmと半端じゃない雨ですが、近年豪雨続きであまり驚かないです。 台風じゃないので予測しづらいのが厄介ですね。

http://www.river.go.jp/kawabou/graphOut/41/1621400100481/20200705/100000_60_S1_D48.png

参考までに東京にこのような雨が降ることを想定してみました。 都市部の排水を考えると短時間降雨が重要となるので元データから10分雨量の時間変化を書いてみました。

f:id:SedimentHydraulics:20200705153654p:plain

現在の東京の排水能力は区部の7割が50mm/hr対応(10分雨量で8.33mm/hr)、一部浸水リスクが高い地域は75mm/hr対応(10分雨量で12.5mm/hr)になっているとのことです。 最終的には区部全域で75mm/hr対応になるとのことですが、これだけの雨が降ると駄目ですね。怖いなあ。