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土砂水理についての雑談4:川底の土砂の大きさ

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頭の中の整理です。


川底の土砂の大きさ

土砂の大きさの変化

  • 上流から流れてきた様々な大きさの土砂は河床勾配に応じて堆積していく。
  • 河床勾配の急な上流域では粗い粒径が堆積し、河床勾配の緩い下流域で細かい土砂が堆積する。
  • このように川の流れによって上流から下流に土砂がふるい分けされる現象を「分級」と呼ぶ。

Z会:入試に出る地球・宇宙図鑑『復習ドリル』より引用

f:id:SedimentHydraulics:20211214093103p:plain

川底の土砂の大きさ

  • 川底の土砂をみると大小様々な大きさの土砂がある。
  • これは、「分級」や「遮蔽効果」(大きな土砂に間の小さな土砂が遮蔽の影響で動きにくくになる)によるものである。

⇒ 山からの供給と川の流れによって、川底の土砂の大きさは決まる。

= コントロールすることはできない。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/12/Thalweg_sediment_campbell_creek.jpg

参考書籍

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昔書いた記事です。

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