新しいモデルを作る中で、河床粒子の抗力係数と揚力係数の比がふと気になったので調べてみました。
河床変動計算で揚力係数CL/抗力係数CDを使う場合、0.85を使うことが多いです。
これは、 池田先生の移動床河川の蛮曲部における二次流と動的横断平衡河床について から決まっており、W. S. ChepilさんのThe use of evenly spaced hemispheres to evaluate aerodynamic forces on a soil surfaceの実験結果を整理して導いたものです。
感覚的には結構大きなと感じます。というのは、しばしば、揚力の影響は無視する・考慮しないとありますが、こんなに大きいなら無視したら駄目じゃんと思うからです。
海外の文献もググってみましたがほとんど情報がないですね。
気が向いたらもう少し調べてみます。
イスコの髭がない