趣味で計算流砂水理

Computational Sediment Hydraulics for Fun

基礎水理シンポジウムとか

昨日所用で北海道に行ってました。寒すぎて生きている心地がしなかったです。

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基礎水理シンポジウム

先日行われた基礎水理シンポジウムで気になった内容をまとめておこうと思っていましたが、すっかり忘れておりました。

  • テーマは、浮遊砂・ウォッシュロードの力学についてです。発表者は、江頭先生、村上さん(CTI)、内田さん(国総研)、権田先生、堀田先生、関根先生です。部会長が里深先生ということもあり、砂防よりの人選です。
  • 後日PPTが公開されると思うので、詳細はそこで確認いただければと思いますが、全体的にかなり真面目に浮遊砂問題にアプローチしているなと言う印象です。河川も見習うべきだと思いました。
  • 皆さんの話を聞いていると、平衡状態では、浮遊砂の輸送過程の力学は理解できているのかなと感じました。ただし、浮遊砂の境界条件については全然駄目っぽいです。特に、浮遊砂層の底面位置(いわゆる基準面濃度の位置)とそこからの巻き上げ量については、力学が無いような状況です。
  • 基準面濃度については、us/w0で整理するのは無理じゃないかという話がでてました。確かに計測値の誤差が大き過ぎて評価が難しいです。
  • 底面の位置は、掃流砂層の上面になるので、安定・不安定解析みたいな方法で決めれないかなと言う話があり、面白そうだな思いました。なんとなくですが、乱流みたいに掃流砂層、遷移層、浮遊砂層みないな感じなるのかなと思います。
  • また、us/w0が1付近は、少し複雑な力学になるようです。河川の世界では、主になる領域なので重要かと思います。
  • 高濃度流れでは、沈降速度が粒子単独のものよりは、小さくなるという実験結果もありました。ウォッシュロードが卓越するような場では考える必要があるのかなと思います。

まだまだ面白くなりそうです。