大隈先生がノーベル賞を受賞したニュースで,基礎研究が重要だという話がでており,あのような分野でも時代的に基礎研究って難しいことを初めて知りました.
基礎研究の重要性は,水工学の分野ですが,私達がいつも話している話ですよね.これを期に,もう少し,流水・流砂の基礎的な力学の研究が重要視,というか科研費がつくようになればいいと思います.十分な力学もないのにフィールドに適用しましたって研究者じゃないですよね.でも,実際は,論文賞をとるようなテーマは,基礎研究に近いものも多いので,先生方はそういう認識はあるのかもしれませんが.(だから,ほぼ同じ先生が賞をもらってる...)
Deep learning
前回の記事にありましたが,もし情報をお持ちなら,詳しく聞かせてください.
画像や音声は,多相のニューラルネットワークでいけそうな気がしますが,流体のような非定常,非平衡の現象の特徴量ってなかなかDeep learningのフレームワークで解くことがイメージできないです.補完の部分に力学モデルの支配方程式を入れるような工夫をするのでしょうか?
乱流の話
「ながれ」の最新号を読んでいたら,何とか賞受賞者の研究者紹介のような記事があり,結構興味深い内容でした.壁面のLESの話ですが,河川で使えないかなと思ってます.
http://www.nagare.or.jp/download/noauth.html?d=35-3_ryumon2.pdf&dir=51
シンポジウムとか
12月は多いですね.
12月5日 基礎水理シンポジウム
HPがまだです. 昨年度のスライドが公開されておりました.
http://www.jsce.or.jp/committee/hydraulic/kisosuiri/h27/sympo_program15.html
江頭先生,宮本先生のものは一読の価値ありです.
12月1日 応用力学講演会
http://www.jsce.or.jp/committee/amc/kouenkai.html
日野先生ですよ.ぜひ参加したいです.