趣味で計算流砂水理

Computational Sediment Hydraulics for Fun

緩和係数と1D upwind flux scheme

論文等を確認頂き有り難うございます。

そこで、1D upwind flux schemeに反映させてみました。dropboxに置いておきます。

反映する際に以下の点に留意しました。

計算結果から理解できることは、以下のとおり。

  • 跳水位置の精度はかなり向上する。
  • ただし、unsteady flow よりはquasi steady用(この辺が不等流計算でも適用できる理由?)
  • 精度が上がる理由は以下と思います。
    • 1D upwind flux schemeだと適切に運動量保存が評価できていないため、特に斜流域ではまずい結果となる。
    • それをごまかすために、射流ではあまり意味をなさない移流項を割り引くことによってそれっぽく見える。
    • 1D upwind flux schemeのエラーは移流項を正しく評価できてないことが原因
  • 通常の1D upwind flux schemeより相当不安定になる。

一般断面、厳しい流況下での定常解が必要な場合に有効かもしれないですね。

個人的には、通常の1D upwind flux schemeは相当有効だなと思っているので、テスト計算のような特殊なケース以外では不要かもしれないですね。